マネジメント
モチベーション理論問題集
Q.
ハーズバーグの二要因理論にもとづく考え方として最も適切なものはどれか。
ポイント
満足と不満は別物(二次元)である、というのが核心です。つまずきどころは、不満をゼロにすれば満足が増えると考えてしまうことです。実際には、不満をゼロにしても満足はゼロのままになり得ます。両者には別々の打ち手が必要だ、と理解しておきましょう。
ワンポイントアドバイス
「待遇は直したのに意欲が上がらない」という状況は、衛生要因だけを手当てした状態だと考えてみましょう。この場合は、やりがい側、つまり動機づけ要因への打ち手を追加することが効果的です。不満対策と意欲対策を切り分けて考える習慣をつけましょう。
解説詳細
正解はBです。二要因理論では、満足と不満を別々の次元として捉えます。給与などの衛生要因は不満を抑える働きを担い、満足や意欲を高めるのは動機づけ要因です。Aは、衛生要因で意欲も必ず上がるとしている点が誤りです。Cは、満足と不満を一直線上にあるものとみなし、不満を減らせば満足が増えると考えている点で、二次元の前提に反します。Dは、動機づけ要因を満たせば衛生要因の不足による不満まで消える、としている点で誤りです。