マネジメント
モチベーション理論問題集
Q.
ハーズバーグの二要因理論で「衛生要因(不満足要因)」の例として最も適切なものはどれか。
ポイント
衛生要因とは、「あって当然・なければ不満」となる要因で、給与・環境・人間関係などがその代表例です。つまずきやすいのは、衛生要因を満たせば満足や意欲まで上がると考えてしまうことです。衛生要因はあくまで不満を減らすだけ、という点を押さえておきましょう。
ワンポイントアドバイス
給与や職場環境への不満は放置せず、きちんと整えることが前提です。ただし、それだけで意欲が上がるわけではない、という前提も忘れないようにしましょう。環境を整えたうえで、別途やりがいを生む設計を用意することが効果的です。
解説詳細
正解はCです。ハーズバーグのいう衛生要因とは、給与・労働条件・職場の対人関係・会社の方針などのことで、不足すると不満を生む一方、満たしても積極的な満足にはつながりにくい要因です。Aの達成感、Bの承認・評価、Dの責任ある仕事はいずれも、満たされると意欲を高める「動機づけ要因(満足要因)」の例であり、衛生要因ではありません。衛生要因は、あって当然とされ、欠けたときに不満として表れるという性質を持ちます。