Q.
売上高1,000万円、変動費600万円のとき、限界利益率はいくらか。
解説まとめ
正解はDです。限界利益率は限界利益を売上高で割って求め、(1,000−600)÷1,000=400÷1,000=0.4となるからです。限界利益率は40%です。これは「1 − 変動費率(600÷1,000=0.6)」としても0.4と一致します。
ポイント
この問題の核心は「限界利益率 = 限界利益 ÷ 売上高 = 1 − 変動費率」という関係です。変動費率0.6の裏返しが限界利益率0.4になる、という補数の関係を押さえてください。割る相手を売上高ではなく変動費にしてしまうミスがつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
限界利益率を覚えておくと、損益分岐点売上高(=固定費÷限界利益率)を一発で計算できます。自社の主力商品の限界利益率を概算で頭に入れておくと、値引き交渉や数量増の効果を素早く見積もれて効果的です。
解説詳細
なぜDが正解か
限界利益率は、限界利益(売上高−変動費)を売上高で割った比率です。本問では限界利益が1,000−600=400万円、これを売上高1,000万円で割ると0.4(40%)になります。変動費率0.6の補数として1−0.6=0.4と求めても同じ結果です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの0.6は変動費率(600÷1,000)であって、限界利益率ではありません。Bの1.0は変動費を考慮していない誤りです。Cの1.67は売上高を変動費で割った値(1,000÷600)で、割る相手を取り違えた計算ミスです。率としても1を超えており、利益率の値としては不適切です。正しくは0.4のDです。