Q.
固定費が300万円、限界利益率が0.4のとき、損益分岐点売上高はいくらか。
解説まとめ
正解はBです。損益分岐点売上高は固定費を限界利益率で割って求め、300万円 ÷ 0.4 = 750万円となるからです。この売上高では限界利益(750×0.4=300万円)がちょうど固定費300万円と等しくなり、利益がゼロになります。
ポイント
この問題の核心は「損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率」という公式です。固定費に限界利益率を掛けるのではなく割る点がつまずきどころです。求めた売上高で限界利益=固定費になるかを確かめると、計算ミスに気づけます。
ワンポイントアドバイス
固定費と限界利益率がわかれば、損益分岐点売上高は割り算一発で出せます。自社の損益分岐点売上高を把握し、現状の売上がそれをどれだけ上回っているか(安全余裕)を定期的にチェックしてみましょう。
解説詳細
なぜBが正解か
損益分岐点とは利益がゼロになる点で、その売上高は固定費を限界利益率で割って求めます。本問では300万円 ÷ 0.4 = 750万円です。検算すると、売上750万円のときの限界利益は750×0.4=300万円となり、固定費300万円と一致して利益ゼロになるため、750万円が正しい答えです。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの120万円は固定費に限界利益率を掛けてしまった誤り(300×0.4)です。Cの1,200万円は分母に誤った率を使った計算ミスで、検算すると限界利益が1,200×0.4=480万円となり固定費300万円を超えてしまい、限界利益=固定費となる損益分岐点の条件を満たしません。Dの700万円は、検算すると限界利益が700×0.4=280万円となり固定費300万円に届かず、利益がマイナスになるため誤りです。