マネジメント
マネジメント基礎問題集
Q.
「実務が一番できる人が、そのまま良い管理者になる」という考えに対する評価として最も適切なものはどれか。
ポイント
名選手が名監督とは限らないように、管理者にはプレーヤーとは別系統の能力が求められます。実務の優秀さと、人を通じて成果を出す力は別物だ、という前提を持っておきましょう。
ワンポイントアドバイス
昇格や抜擢を考えるときは、実務の成績だけで判断しないようにしましょう。「人に任せ、人を育てた実績があるか」を判断材料に加えてみてください。プレーヤーとしての成果と、人を動かす力の両面で見ることで、管理者にふさわしい人を見極めやすくなります。
解説詳細
正解はBです。プレーヤーとしての実務力と、人を動かし育てて成果を出すマネジメント力は、別の系統の能力です。そのため、実務が一番できる人が、そのまま良い管理者になるとは限りません。Aの「実務が速い人は判断も速い」は根拠にならず、実務の速さと管理者としての適性は別の話です。Cの「部下は一番できる人を尊敬し、必ず指示に従う」も、実務力があれば人がついてくるとは限らないため誤りです。Dは結論こそ「必ずしも正しくない」で合っていますが、「管理者は実務を一切やってはいけない」という決まりは存在せず、理由づけが誤っています。優秀なプレーヤーが優秀な管理者になるとは限らない、という点を押さえておきましょう。