マネジメント
マネジメント基礎問題集
Q.
権限委譲における「権限」と「責任」の関係として正しいものはどれか。
ポイント
「権限は渡せる、最終責任は残る」のが、権限委譲の原則です。判断や遂行の権限を部下に委ねても、結果を最終的に引き受けるのは管理者の役目だ、という点を区別しておきましょう。
ワンポイントアドバイス
任せた仕事が失敗したときは、部下を責める前に、まず「自分の任せ方や支援に不足はなかったか」を先に振り返ってみましょう。最終責任は自分に残っているという前提に立つと、犯人探しではなく、次にうまく任せるための改善に意識が向くようになります。
解説詳細
正解はDです。権限委譲では、業務遂行や判断の権限は部下に渡せますが、その結果に対する最終責任は管理者に残るのが原則です。Aのように結果責任まで部下に移ると考えるのは誤りで、「任せたのだから失敗も部下のせい」という扱いは認められません。Bのように権限も責任もすべて抱え続けるのは、委譲そのものを否定することになります。Cのように責任だけを渡して権限を握っておくと、部下は判断できないまま結果だけ問われることになり、本末転倒です。権限は渡せても最終責任は残る、という関係を正しく押さえておきましょう。