Q.
割増賃金の単価(1時間あたりの基礎賃金)を計算する際の「除外賃金」の考え方として最も適切なものはどれか。
ポイント
割増の単価は、「支給総額」ではなく、除外賃金を差し引いた所定の賃金から求めます。家族手当や通勤手当などを全部足し込んで単価を出してしまうと、本来より過大な割増計算になってしまう、という点が核心です。
ワンポイントアドバイス
割増の基礎単価を算出するときは、家族手当・通勤手当・住宅手当などが基礎からきちんと除かれているかを、給与計算の設定で確認してみましょう。除外賃金が正しく外れているかをチェックしておくと、割増賃金を過大に計算してしまうミスを防げます。
解説詳細
正解はDです。割増賃金の単価の基礎には、家族手当・通勤手当・住宅手当や臨時に支払われる賃金・賞与など、一定の賃金は算入しないのが原則で、これらを除外賃金と呼びます。Aの「支給総額をそのまま基礎にする」は誤りで、除外すべき賃金まで含めてしまっています。Bの「基本給を除いて手当だけを基礎にする」も、除外賃金の考え方とは逆で誤りです。Cの「賞与だけを基礎にする」も、賞与はむしろ除外される側であり、毎月の賃金を含めない点も誤りです。