Q.
賃金支払いの諸原則に含まれるものの組み合わせとして最も適切なものはどれか。
ポイント
賃金は「通貨で・本人に直接・全額・毎月1回以上決まった日に」支払うのが原則です。現物で支払ったり、代理人に渡したり、勝手に控除して相殺したりすることは、この原則に反します。4つの原則をまとめて押さえておきましょう。
ワンポイントアドバイス
給与から何かを差し引く場面では、それが法令や労使協定によって認められた控除なのかを必ず確認しましょう。認められた根拠がないまま勝手に相殺してしまわないようにすると、全額払いの原則を守った、適正な支払い運用を保てます。
解説詳細
正解はBです。賃金支払いの原則は、通貨で支払う「通貨払い」、本人に直接支払う「直接払い」、全額を支払う「全額払い」、毎月1回以上、決まった期日に支払う「毎月1回以上一定期日払い」の組み合わせです。Aの現物払いや代理人払い、Cの相殺後払いや上司による一括受領、Dの年1回払いや前借金との相殺は、いずれもこれらの原則に反する取り扱いであり誤りです。賃金は、働いた本人の手に確実に渡ることが原則の根底にあります。