Q.
「虚栄の指標(バニティメトリクス)」を避けるべき理由として最も適切なものはどれか。
ポイント
累計の総量のように大きく見える数字でも、次の打ち手につながらなければ意味は薄いものです。指標は、見栄えの良さではなく「これを見て行動を変えられるか」で選ぶことが大切です。大きい数字に惑わされない目を持ちましょう。
ワンポイントアドバイス
報告に使う数字一つひとつについて、「これが分かると、次に何を変えるのか」を言えるか確認してみましょう。もしその問いに答えられない数字があれば、それは虚栄の指標の疑いがあります。行動につながらない数字を報告から外していくと、資料が引き締まります。
解説詳細
正解はCです。虚栄の指標(バニティメトリクス)とは、見栄えは良いものの、意思決定や成果の改善には結びつかない指標のことです。こうした数字を追っていると、見かけの良さに惑わされて判断を誤ってしまうため、避けるべきだとされます。Aの「集計に費用がかかるから」は、避けるべき理由ではありません。Bの「数字が小さく見えて見栄えが悪いから」も、虚栄の指標はむしろ大きく見えがちであり、理由が逆です。Dの「経営層が好むので現場が触れてはいけない」も、判断基準とは無関係な誤りです。指標は「行動・成果に結びつくか」で選ぶ、という軸を持ちましょう。