ビジネスマナー
敬語・言葉遣い問題集
Q.
尊敬語の「れる・られる」を使った形として、最も適切なものはどれか。
ポイント
「れる・られる」は、通常の動詞に付けることで尊敬語を作る形です。すでに謙譲語になっている語に付け足しても、尊敬語にはなりません。元の動詞に付けるからこそ尊敬の意味が生まれる、という仕組みを理解しておきましょう。
ワンポイントアドバイス
「おっしゃる」のような特定の尊敬語が思い出せないときは、元の動詞に「れる・られる」を付ける一般形で乗り切るとよいでしょう。ただし、付ける相手はあくまでもとの動詞です。謙譲語に付けないよう、付ける前に元の形を確認する癖をつけてみてください。
解説詳細
正解はDです。「れる・られる」は、ふつうの動詞に付けることで尊敬を表す一般的な形で、「話す」に付けた「話される」は正しい尊敬表現です。一方、A・B・Cは、いずれも謙譲語に「れる・られる」を付けてしまっています。Aの「申された」は謙譲語「申す」に、Bの「拝見された」は謙譲語「拝見する」に、Cの「いたされた」は謙譲語「いたす」に付けた形で、自分側の語を相手の動作に当ててしまう誤りです。尊敬の「れる・られる」は、もとの動詞に付けて作る、という点を押さえておきましょう。