Q.
「定量発注方式」と「定期発注方式」を比べたとき、定期発注方式が向いているのはどのような商品か。最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。定期発注方式は発注のたびに需要を見て量を計算するため手間はかかりますが、需要変動にきめ細かく合わせられます。そのため、単価が高く欠品も過剰も避けたい重要商品に向いています。一方、定量発注方式は運用が簡単なので、単価が低く需要の安定した商品に向きます。
ポイント
発注方式の使い分けは「管理コスト対効果」で考えます。定期発注は手間がかかる分、需要変動への追従性が高いので重要商品向きです。定量発注は手間が軽い分、変動への追従は弱いので、安定した低単価品向きです。ABC分析のA品目には定期発注、C品目には定量発注、という対応で覚えると整理しやすくなります。
ワンポイントアドバイス
品目を重要度で分け、A品目には需要を見ながら発注量を変える定期発注、C品目には発注点で同量を頼む定量発注、と方式を割り当ててみましょう。手間を重要商品に集中させることで、限られた管理リソースを欠品防止に効かせられます。
解説詳細
なぜBが正解か
定期発注方式は、発注のたびに需要予測や在庫を見て発注量を計算するため、需要変動への追従性が高い反面、手間がかかります。この手間に見合う価値があるのは、欠品も過剰も避けたい単価の高い重要商品です。したがってBが正解です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「低単価・安定・手間をかけたくない商品」は、運用が簡単な定量発注方式が向くため逆です。Cの「処分対象の滞留商品」はそもそも追加発注の対象になりにくく、いずれの方式の使い分けの話とも噛み合いません。Dの「仕入先が毎回変わる商品」は調達先の問題で、発注方式の選択基準とは別の論点です。