Q.
「新規顧客が増えない」という論点で議論していたはずが、いつの間にか「広告の色をどうするか」を延々と話していた。この状態を最もよく表すものはどれか。
ポイント
議論が手段の細部に流れていったと感じたら、「いま答えるべき論点はこれだったか」と問い直すことが大切です。論点ずれは気づかないうちに起こり、放っておくと、本筋に関係のない話に時間を奪われてしまいます。立ち返るべき問いを常に意識しておきましょう。
ワンポイントアドバイス
会議では、その日の論点を1文でホワイトボードに書き出しておきましょう。話がそれてきたと感じたら、その1文を指差して「いま、これに答えているか?」と確認します。論点を目に見える場所に固定しておくと、脱線にすぐ気づけて軌道修正できるので効果的です。
解説詳細
正解はCです。本来答えるべき論点は「新規顧客が増えない(のをどう解くか)」だったのに、いつの間にか「広告の色」という枝葉の手段に話がすり替わっています。これがまさに論点ずれの状態です。Aの「MECEに分解できている」は、分け方の良し悪しの話であって、いまの状況には当てはまりません。Bの「反証データを集めている」も、実際には反証データの収集はしていません。Dの「仮説の当否を事実で検証している」も、仮説の当否を判定しているわけではないため、いずれも誤りです。