人事
ハラスメント対策問題集
Q.
職場のパワーハラスメントが成立するために満たす必要がある3つの要素の組み合わせはどれか。
ポイント
覚えるべきは、「優越的な関係」「業務上必要かつ相当な範囲を超える」「就業環境が害される」という3要素です。声の大きさや回数、相手の反応といった見た目の印象に引きずられないことが核心です。この3つがそろってはじめてパワハラになる、という条件の組み合わせをセットで頭に入れておきましょう。
ワンポイントアドバイス
「これはパワハラに当たるのだろうか」と迷ったときは、3要素を1つずつ順番に当てはめて確認してみましょう。優越的な関係はあるか、相当な範囲を超えているか、就業環境が害されているか――この順で点検すると、判断がぶれにくくなります。1つでも欠けていれば該当しない可能性があるので、印象だけで早合点せず、要素ごとにていねいに見ていくのが効果的です。
解説詳細
正解はBです。パワハラの3要素とは、「優越的な関係を背景とした言動であること」「業務上必要かつ相当な範囲を超えること」「就業環境が害されること」の3つです。この3つがそろってはじめてパワハラとして成立します。Aの「声が大きい」「複数回行われる」といった言動の表面的な特徴や、Cの「相手が泣く」「始末書が出る」といった結果は、それだけでパワハラを成立させる要素ではありません。Dの「残業を命じる」「成果を求める」も、業務上必要な範囲で行われる限りは正当な行為であり、3要素には含まれません。表面的な印象や結果ではなく、定義された3要素で判断する、という点が大切です。