人事
ハラスメント対策問題集
Q.
セクハラやパワハラが問題となる「職場」の範囲について、正しい説明はどれか。
ポイント
ここでいう「職場」は、自社オフィスや勤務時間内だけを指すものではありません。出張先や取引先、業務に関わる宴席など、業務の延長といえる場も対象になりえます。場所や時間で機械的に線を引くのではなく、業務との実質的なつながりで判断する、という見方を持っておきましょう。
ワンポイントアドバイス
「飲み会だから」「社外だから無礼講」と考えるのは禁物です。業務に関係する場では、勤務中と同じ線引きで言動を保つようにしましょう。とくに取引先との会食や歓送迎会など、業務の延長といえる場面では、気のゆるみから出た一言がハラスメントになりかねません。場所が変わっても自分の基準は変えない、と意識しておくと安全です。
解説詳細
正解はDです。ハラスメントが問題となる「職場」とは、ふだん就業している場所に限られるわけではありません。出張先や取引先、業務に関わる宴席など、実質的に業務の延長といえる場も「職場」に含まれえます(D)。Aの「執務スペース内に限られる」、Bの「所定労働時間内だけが対象」、Cの「給与が支払われている時間中だけが対象」は、いずれも「職場」の範囲を狭くとらえすぎた誤りです。場所や時間という形式ではなく、“業務の延長といえるかどうか”という実質で「職場」の範囲を考える、という点を押さえておきましょう。