人事
ハラスメント対策問題集
Q.
「環境型セクシュアルハラスメント」に当たるのはどれか。
ポイント
環境型セクハラとは、性的な言動によって「就業環境(働きやすさ)」が害される型です。不利益な処分を伴うかどうかが、対価型との分かれ目になります。解雇や減給といった処分はないけれど、性的な言動で職場が働きにくくなっている――そんな状態が環境型に当たる、と整理しておきましょう。
ワンポイントアドバイス
職場の壁やパソコンの画面、ふだんの雑談に、性的な要素が混じっていないかを点検してみましょう。自分は気にならなくても、誰かが不快に感じうるものは、置かない・話さないのが安全です。「自分は平気だから大丈夫」ではなく、「周囲の誰かが働きにくくならないか」という視点で職場環境を見直すと、環境型を防ぎやすくなります。
解説詳細
正解はAです。環境型セクシュアルハラスメントとは、性的な言動によって就業環境が害され、社員が能力を発揮しにくくなるなど、重大な悪影響が生じる型を指します。性的な発言や画像の掲示によって職場の雰囲気が害される(A)のがその例です。一方、Bの「締切の連絡」やDの「業務成果についての面談」は、性的な要素を含まない通常の業務行為です。Cの「拒否した社員の解雇」は、労働条件の不利益を伴う“対価型”であり、環境型ではありません。職場の働きやすさそのものが性的な言動によって損なわれているかどうかが、環境型を見分けるポイントです。