Q.
ある月、売上高1,200万円、期首在庫200万円、当期仕入700万円、期末在庫300万円であった。この月の売上原価はいくらか。
解説まとめ
正解は D です。売上原価は「期首在庫 + 当期仕入 − 期末在庫」で求めます。200 + 700 − 300 = 600万円が売上原価です。仕入額の700万円そのものではなく、在庫の増減を調整して「売れた分」だけを取り出す点がポイントです。期末に残った在庫は差し引いて、次期へ繰り越します。
ポイント
この問題の核心は、売上原価が仕入額と一致しないという点です。期首在庫を足し、当期仕入を足し、期末に売れ残った在庫を引く、という三つの要素で計算します。仕入をそのまま原価にせず、在庫の出入りで調整するのが、売れた分だけを原価にする仕組みです。
ワンポイントアドバイス
売上原価を求めるときは、「期首在庫 + 仕入 − 期末在庫」の式を毎回声に出して順番どおりに当てはめてみましょう。在庫を足すのか引くのかで迷ったら、「期末の売れ残りは引く」と覚えておくと間違えません。月次の原価を自分で組み立てられると、数字の見え方が変わります。
解説詳細
売上原価は在庫で調整して求める
正解はDです。売上原価は「期首在庫 + 当期仕入 − 期末在庫」で計算します。この問題では、期首在庫200万円に当期仕入700万円を足して900万円、そこから期末在庫300万円を引くので、200 + 700 − 300 = 600万円が売上原価です。期末に残った在庫は売れていないため差し引き、売れた分だけを原価として計上します。
他の選択肢が誤りである理由
Aの700万円は当期仕入の金額そのままで、在庫の増減を調整していないため誤りです。Bの1,200万円は売上高であり、原価ではないので誤りです。Cの900万円は「期首在庫 + 当期仕入」までの計算で、期末在庫を引き忘れた途中の値なので誤りです。正しくは期末在庫まで引いた600万円です。