マネジメント
目標管理(MBO/OKR)問題集
Q.
「MBOは上から数値を一方的に押し付けるノルマ制度だ」という理解への指摘として最も適切なものはどれか。
ポイント
「ノルマを落とす」だけの運用は、MBOの形だけを借りた誤用です。本来のMBOは、本人の参加と合意があって初めて成り立ちます。一方的な押し付けではなく、設定への参加と納得こそがMBOの土台だ、という点を押さえておきましょう。
ワンポイントアドバイス
もしあなたが部下に目標を渡す立場なら、いきなり数値を告げる前に、「どう達成するか一緒に考えよう」という問いから入ってみましょう。問いかけから始めると、相手は目標を自分ごととして受け止めやすくなります。押し付けではなく対話で決める姿勢が、MBOを形だけにしないコツです。
解説詳細
正解はAです。MBOは本人が目標設定に参加する点が特徴であり、「上から数値を一方的に押し付けるノルマ制度」という理解は誤りです。本人が関わって目標を決めるからこそ、納得して取り組める、という考え方が根底にあります。Bの「本人の意見を排除して数値だけを配る仕組み」は、本人参加というMBOの本質と正反対です。Cの「目標という概念がなく、達成度も測らない」は、目標を立てて達成度を管理するMBOの定義と真っ向から反します。Dの「文書化してはならない決まりがある」も事実に反します。「ノルマを落とす」だけの運用は、MBOの形だけを借りた誤用だと考えておきましょう。