マネジメント
目標管理(MBO/OKR)問題集
Q.
「カスケードとは上位目標をそのまま下位にコピーすることだ」という理解への指摘として最も適切なものはどれか。
ポイント
同じ目標を全員が唱えても、それは役割分担にはなりません。上位の構成要素のうち、自分が動かせる部分を引き受けるのがカスケードです。コピーではなく分解、そして「自分が担える形に変える」という一手間が、カスケードの本質です。
ワンポイントアドバイス
上位目標をそのままコピペしそうになったら、一度立ち止まって、「この目標のどの要素を、自チームが具体的に動かせるか」を書き出してみましょう。動かせる要素を見極めてから自分の目標を決めると、文言の写しではなく、実際に貢献できる目標になります。書き出すひと手間がコピーを防ぎます。
解説詳細
正解はBです。カスケードはコピーではなく、上位目標を要素に分解し、各組織が担える形に変えて落とすことです。同じ目標を全員が掲げても役割分担にはならず、上位の構成要素のうち自分が動かせる部分を引き受けるのがカスケードです。Aの「文言を全員が同じく掲げる」は、ただのコピーで分担が成立しないため誤りです。Cの「上位目標を無視し、下位が好きに立てる」は、上位とのつながりを壊してしまい、連鎖になりません。Dの「座席の配置を決める作業」は、目標管理とまったく無関係です。カスケードは分解して担える形に変えることだ、と押さえておきましょう。