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資金繰り・資金調達問題集
Q.
資金調達のうち「デットファイナンス(負債による調達)」に分類されるものはどれか。
解説まとめ
正解はAです。デットファイナンスとは、借入(負債)によって資金を調達する方法で、銀行からの借入金や社債の発行が代表例です。調達したお金は返済義務があり、利息も支払います。これに対し、株式の発行による調達はエクイティファイナンス(資本による調達)と呼ばれ、返済義務がない点で性質が大きく異なります。
ポイント
デットとエクイティの分かれ目は「返済義務があるかどうか」です。デットは返す借金で利息が乗り、エクイティは返さない出資だが株主の取り分(持株比率)が動きます。どちらにも長所と短所があり、資金の性質で使い分けるのが資金調達の基本です。
ワンポイントアドバイス
資金調達を検討するときは、まず「これは返すお金か、返さないお金か」で大きく二つに仕分けてみましょう。短期の運転資金の穴埋めなら借入(デット)、長期の事業拡大で持分を分けてもよいならエクイティ、と性質で当てはめると、選ぶべき手段が絞り込めます。
解説詳細
なぜAが正解か
デットファイナンスは、借入金や社債のように負債として資金を調達する方法です。借りたお金には返済義務があり、契約に基づいて利息も発生します。銀行からの借入金はこのデットの典型例なので、Aが正解です。
他の選択肢が誤りである理由
Bの「新株を発行して出資を受ける」とDの「第三者割当増資で資本金を増やす」は、いずれも株式を対価に資金を集めるエクイティファイナンスであり、返済義務がない代わりに持株比率が変動します。Cの「利益を社内に留保して使う」は内部留保の活用であり、外部から調達するわけではなく自己資金です。いずれも負債による調達ではないため、デットには当たりません。