経営
5フォース分析問題集
Q.
5フォースにおける「代替品の脅威」の説明として最も適切なものはどれか。
ポイント
代替品とは、業界の外で「同じニーズ」を満たす別手段のことです。同じ業界内の似た競合製品とは別物です。「カテゴリは違うのに、顧客の用は足せてしまう」ものを指す、という点を押さえておきましょう。
ワンポイントアドバイス
「お客さんがうちの製品を買わないとき、何で代わりに用を足すだろうか」と考えてみましょう。この問い方をすると、同業の競合ばかり見ていて気づかなかった、別カテゴリの代替手段が浮かび上がってきます。
解説詳細
正解はDです。代替品とは、業界の外、つまり別カテゴリや別技術でありながら、顧客の同じニーズを満たしてしまうもののことです。同じ用を別の手段で足せるため、業界の価格や需要に圧力をかけます。Aの「同業の似た仕様の競合製品」は、既存企業間の敵対関係にあたるもので、代替品ではありません。Bの「これから入ってくる新規参入企業」は、新規参入の脅威の話です。Cの「部品や原材料を供給する取引先」は、売り手(供給者)であり、これも別の力です。代替品は「業界の外で同じニーズを満たす別手段」だという定義を、同業の競合と混同しないようにしましょう。