経営
5フォース分析問題集
Q.
新規参入を防ぐ「参入障壁」の構成要素として最も適切なものはどれか。
ポイント
参入障壁とは、規模の経済・必要資本・差別化・流通アクセス・規制などのことです。これらは「新規が業界に入りにくい構造」を作る要因です。一つひとつが、既存企業を守る壁として働いている、と捉えておきましょう。
ワンポイントアドバイス
新規事業を検討するときは、「この業界に入るために、何が一番の壁になるか(資金・規模・チャネル・許認可)」を最初に洗い出してみましょう。最大の壁を見極めておくと、参入計画の現実味や、必要な準備の重さを早い段階で判断できます。
解説詳細
正解はBです。参入障壁は、規模の経済、必要資本(初期投資)の大きさ、製品差別化やブランド、買い手のスイッチングコスト、流通チャネルへのアクセス、規制や許認可といった要因で構成されます。これらが大きいほど、新規企業はその業界に入りにくくなります。Aの役員の年齢構成は、参入のしにくさを規定する構造要因ではありません。Cの自社の残業時間の合計も、業界全体の参入障壁とは関係がありません。Dの顧客アンケートの回収率も同様に、新規参入を妨げる構造要因とは無関係です。参入障壁は「新規が入りにくい構造」を作る要因の集まりだと理解しておきましょう。