コミュニケーション
ファシリテーション問題集
Q.
多数の意見を整理する「グルーピング(構造化)」の進め方として最も適切なものはどれか。
ポイント
構造化のコツは、「内容の似たものでまとめて見出しをつける」ことです。発言された順番でも、発言した人でもなく、意味のまとまりで束ねていきます。並べ替えの軸を「順番・人」から「意味」へ切り替えることが、整理の出発点です。
ワンポイントアドバイス
付箋に1意見ずつ書き出し、近い内容のものを寄せてグループにし、各グループに見出しの付箋を貼ると効果的です。手を動かして物理的に寄せていくと、似た意見が自然と集まり、論点の全体像が見えてきます。まずは「1枚に1意見」から始めてみましょう。
解説詳細
正解はAです。グルーピング(KJ法的な整理)は、意見を1枚ずつカード化し、似たものを寄せてまとめ、各まとまりに見出しをつけて関係を整理していく方法です。Bのように発言順に並べたり、Cのように最初と最後の意見だけ残したりしても、意味のまとまりにはなりません。Dのように発言者ごとに分類するのは、「誰が言ったか」という軸であって、内容そのものの構造化にはなりません。意味の近さで束ねることが、グルーピングの肝です。