コミュニケーション
ファシリテーション問題集
Q.
「コンセンサス(合意形成)」の説明として最も適切なものはどれか。
ポイント
コンセンサスとは、「全員が大満足」ではなく、「全員が納得して実行できる」状態のことです。多数決との違いは、少数の懸念を切り捨てずに扱う点にあります。全員が100点でなくても、皆が前に進める合意を目指す、という発想です。
ワンポイントアドバイス
決定する前に、「この案で進めることに、実行を妨げるほどの反対はありますか」と確認してみましょう。もしあれば、それを論点として扱います。「賛成ですか」と聞くより、「実行を妨げる反対はあるか」と聞くほうが、本当に詰めるべき懸念を引き出しやすく効果的です。
解説詳細
正解はBです。コンセンサスとは、全員が自分の第一希望どおりとはいかなくても、その決定に納得し、支持して実行できる状態をつくる合意のことです。Aのように全員の第一希望がそのまま通ることではありません。Cのように少数派を無条件で従わせる多数決とも異なります。Dのように反対が一人でも出たら見送る、というものでもありません。コンセンサスでは、出てきた懸念をきちんと扱いながら、合意に近づけていきます。