Q.
関連する情報をまとめて見せたいとき、デザインの4原則のうち最も直接的に役立つのはどれか。
解説まとめ
正解は B です。近接とは、関連する情報どうしを物理的に近づけ、関係のない情報は離して配置することで、見た目だけでグループの境界を伝える原則です。説明文と図を近づければ「この説明はこの図のもの」と一目で分かります。余白の取り方ひとつで情報の整理が伝わります。
ポイント
近接の核心は「距離でグループを表す」点にあります。関連が近く、無関係が遠いほど、読み手は見出しを読まなくても情報のまとまりを把握できます。距離を等間隔にしてしまうと、どこが一区切りか分からなくなる点がつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
スライドを見直すときは、要素どうしの間隔がすべて同じになっていないか確認してみましょう。関連する項目の間は狭く、別のグループとの間は広く、と差をつけると整理が伝わります。見出しと本文の間隔より、見出しと前の段落の間隔を広げるのが効果的です。
解説詳細
近接は距離で関係を伝える
近接(プロキシミティ)は、関連する要素を近づけ、関連しない要素を離すことで、視覚的なグループを作る原則です。人は近くにあるものを「仲間」と認識するため、間隔を調整するだけで見出し・本文・図表の所属が直感的に伝わります。情報量が同じでも、近接が効いていると一気に読みやすくなります。だから正解はBです。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの対比は大小・強弱の差で優先度を示す原則で、グループ化が主目的ではありません。Cの反復はスタイルを繰り返して統一感を出す原則で、関連情報をまとめる働きとは異なります。Dの整列は端や中心をそろえる原則で、揃えはしてもグループの境界を距離で示すのは近接の役割です。よって最も直接役立つのはBです。