Q.
ユーザーへのインタビューで「共感」を深めるための質問の仕方として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はCです。共感を深めるには、ユーザー自身の具体的な体験を、本人の言葉で語ってもらう開かれた質問が有効です。実際に起きた場面のエピソードには、本人も自覚していない感情や工夫が含まれます。誘導や二択ではなく、語りを引き出すことが理解につながります。具体的な過去の出来事を尋ねるのがコツです。
ポイント
誘導質問(同意を促す・二択で絞る・点数だけ聞く)は、聞き手が用意した枠にユーザーを押し込めてしまい、本音や想定外の事実を取りこぼす点が核心です。共感段階では「答え」ではなく「事実のエピソード」を集めることを優先します。
ワンポイントアドバイス
インタビューでは「なぜ」より「どんなとき」「最後にそれをしたのはいつですか」と、具体的な場面を呼び起こす質問を多用してみましょう。実際の出来事を思い出してもらうと、抽象的な意見ではなく生々しい事実が返ってきます。返ってきた言葉は要約せず原文のまま記録するのが効果的です。
解説詳細
体験を語らせる開かれた質問が鍵
共感を深める質問は、ユーザーに過去の具体的な体験を自由に語ってもらう形が望ましいです。Cは「困った場面を具体的に」と実際の出来事を引き出しており、本人の言葉で語られるエピソードから感情や行動の背景が見えるため正解です。具体例には、要望の奥にある本当の困りごとが含まれています。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aは「便利ですよね」と同意を促す誘導質問で、ユーザーは反論しにくくなり本音が出ません。Bの二択は聞き手の用意した選択肢に答えを限定してしまい、想定外の事実を取りこぼします。Dの点数だけの質問は、なぜその評価なのかという理由や背景が抜け落ちるため、共感を深める用途には不向きです。