数字
データドリブン思考問題集
Q.
ある週5日間の問い合わせ件数が「4, 6, 5, 5, 30」だった。この日々の「普段の水準」を表す代表値として最も適切なものはどれか。
ポイント
1件でも外れ値があると、平均は実態からずれてしまいます。このような場合は、中央値を使って「普段はどのくらいか」を捉えるのが適切です。平均と中央値が大きく食い違っているときは、外れ値が潜んでいるサインだと考えましょう。
ワンポイントアドバイス
突発的なスパイク(急増)が混ざりやすい日次データを扱うときは、平均と中央値の両方を出して、その差が大きくないかを確認してから報告しましょう。差が大きいときは、平均だけで語ると誤解を招くので、中央値も添えて「普段はこのくらい」と伝えると親切です。
解説詳細
正解はBです。このデータの平均は10件ですが(4+6+5+5+30=50、50÷5=10)、これは1日だけ突出した30件に大きく引っ張られた値です。値を小さい順に並べると{4, 5, 5, 6, 30}となり、その中央に来る中央値は5件です。この5件のほうが、4〜6件で推移している多くの日の実態をよく表しています。Aのように平均の10件を「普段の水準」とすると、実際には4〜6件の日が大半なのに、水準を高く見誤ってしまいます。Cの最大値30件は、たまたま突出した1日であって普段の水準ではありません。Dの合計50件も、5日分を足しただけの数字で、1日あたりの代表値にはなりません。