数字
データドリブン思考問題集
Q.
平均値だけでなく「ばらつき(標準偏差など)」も併せて見る理由として最も適切なものはどれか。
ポイント
「平均が同じ=同じ状態」とは限りません。同じ平均でも、ばらつきが大きければ不安定、小さければ安定、というように中身が変わってきます。平均で位置を、ばらつきで安定度を見る、という二段構えを習慣にしましょう。
ワンポイントアドバイス
施策の候補を比べるときは、平均的な効果だけでなく、結果がどれくらい振れるか(振れ幅)も合わせて見てみましょう。平均が同じなら、振れ幅が小さいほうが結果を読みやすく、計画も立てやすくなります。安定性まで含めて比較すると、より確かな選択ができます。
解説詳細
正解はDです。ばらつき(標準偏差など)は、値が平均からどれだけ散らばっているかを示す指標です。たとえ平均が同じでも、散らばり方が違えば、安定性やリスクの大きさはまったく異なります。Aの「平均が同じなら中身も完全に同じ」は誤りで、平均が一致していても、散らばり方が大きく違うことは珍しくありません。Bの「計算が簡単で早く出せるから」は、見るべき理由とは関係のない説明です。Cの「ばらつきを見れば外れ値を自動的に除外できる」も誤りで、ばらつきは散らばりの大きさを表すだけで、外れ値を自動で取り除いてくれるわけではありません。平均とばらつきはセットで見ることで、初めて状態を正しく捉えられます。