数字
データ分析入門問題集
Q.
「新施策の満足度は80%」と報告された。回答者が5人だけと分かった場合の解釈として最も適切なものはどれか。
ポイント
母数が小さい比率は不安定で、たった1人の回答で大きく動きます。サンプル(回答者)が少ないときは、結論を急がないことが大切です。高い数字が出ていても、それが少人数の結果なら、まだ全体を語れる根拠にはならない、と心得ておきましょう。
ワンポイントアドバイス
少人数アンケートの「○%」は、実数(○人中○人)の形で書いておくと効果的です。そして、判断材料にする前に、回答数を増やせないかを検討してみましょう。割合の裏にある人数を意識し、サンプルを増やしてから結論を出す姿勢が、誤った決定を防ぎます。
解説詳細
正解はCです。母数が小さい比率は、偶然によるブレが大きく、結論を出すには不安定です。回答者が5人の場合、1人の増減だけで割合が20ポイントも動いてしまいます。つまり、80%という数字も1人の回答で大きく変わりうるため、結論は保留し、回答を増やして確かめるべきです。Aの「全体でもそのまま成り立つ」は、少ない母数の数字を安易に一般化した誤りです。Bの「回答者数を気にしなくてよい」は、母数の重要性を無視しています。Dの「少ないほど安定する」は事実と逆で、母数が小さいほど割合は不安定になります。