数字
データ分析入門問題集
Q.
「A社の支持率は40%、B社は60%」という割合だけを聞いた。判断の前に追加で確認すべきこととして最も適切なものはどれか。
ポイント
割合は、必ず実数(母数)とセットで読むものです。母数が小さい割合は、たまたまそうなっただけかもしれず、鵜呑みにできません。「○%」という数字を見たら、それが何件中の割合なのかをまず押さえる、というのが正しい読み方の核心です。
ワンポイントアドバイス
「○%」という報告を受けたら、「分母は何件ですか」と必ず聞くようにしましょう。共有する側になったときも、割合と実数(n)を併記しておくと効果的です。割合と母数を一緒に示す習慣をつけると、自分も相手も数字を正しく判断できるようになります。
解説詳細
正解はBです。割合だけを聞いても、その背後にある母数(何人に聞いたのか)が分からなければ、信頼度を判断できません。たとえば、同じ60%でも、5人中3人の60%と、1000人中600人の60%とでは、数字の重みがまったく違います。だからこそ、判断の前に母数(実数)を確認することが前提になります。Aの「グラフの色」やCの「パーセント記号」、Dの「四捨五入」は、いずれも割合の信頼度を左右する要素ではありません。割合を受け取ったら、見た目や表記より先に、何人を対象にした数字なのかを確かめる、という姿勢が大切です。