数字
データ分析入門問題集
Q.
値が「100と102」の2項目を棒グラフにしたところ、縦軸を100から始めたために棒の高さが約2倍に見えた。この見せ方の問題点として正しいものはどれか。
ポイント
棒グラフの数量軸は、0を起点にするのが原則です。起点を途中から切ると、本来は小さな差が大きく誇張されて見えてしまいます。棒の長さ=量という前提を成り立たせるために、軸の最小値が0かどうかは必ず意識すべきポイントです。
ワンポイントアドバイス
自分で棒グラフを作るときは、軸を必ず0から始めるようにしましょう。逆に、人から受け取った棒グラフは、軸の最小値が0になっているかを確認するのが効果的です。グラフの印象に流される前に軸の起点をチェックする癖をつけると、誇張された見せ方に惑わされずにすみます。
解説詳細
正解はAです。棒グラフでは、棒の長さがそのまま量の大きさを表すため、数量軸は原則として0から始めるのが約束です。この問題では起点を100にしているため、100と102のわずかな差(2)が棒の高さの大半を占めてしまい、実際よりもずっと大きな差があるように見える誤導が生じています。Bの「棒の本数が少なすぎる」は、2項目を比べること自体には問題がないため誤りです。Cの「色が2色だけ」は見た目の話で、数値の意味とは無関係です。Dの「折れ線にすべき」も、この問題の本質ではありません。軸の起点こそが、ここでの問題点です。