Q.
会議で「アンケートで90%が満足と答えた」と示されたとき、クリティカルシンキングの観点で最初に確認すべきことはどれか。
ポイント
数字やグラフは、「出所・母数・対象・質問の仕方」を確認してから使います。きれいな見せ方や、もっともらしい雰囲気で信用してはいけません。数字の見た目ではなく、その数字がどう作られたかに目を向ける、という姿勢が大切です。
ワンポイントアドバイス
「○%」という数字を見たら、その場で「分母は何件で、対象は誰で、どう質問した結果か」をメモ欄に書き出してみましょう。これらにすぐ答えられない数字は、判断材料としての重みをいったん下げて扱うようにすると、見かけの数字に振り回されずにすみます。
解説詳細
正解はDです。同じ「90%」という数字でも、誰に・何人に・どう聞いたかによって意味はまったく変わります。だからこそ、まず母数・対象・質問の仕方を確認するのが適切です。Aの「他社の数字との比較」や、Bの「示した人の役職」は、その数字そのものが妥当かどうかを保証してくれません。Cの「グラフの見やすさ」も、見せ方の問題であって、中身の正しさとは無関係です。もっともらしく見える数字ほど、その裏にある前提条件を確認する必要があります。