Q.
工場機械の年間の減価償却費は、経費の把握方法による分類ではどれに該当するか。
解説まとめ
正解はCです。減価償却費は1年分の金額が決まっているため、その年額を各月に割り当てて把握する月割経費です。支払額で把握する支払経費でも、メーターで測る測定経費でも、発生額で把握する発生経費でもありません。年額を月割にする点が分類の決め手です。
ポイント
この問題が問うのは、経費を「どう金額を把握するか」で分類する観点です。つまずきどころは、減価償却費を支払いの有無で考えてしまう点です。減価償却費は実際に毎月支払うものではなく、年額を月割で計上するため月割経費に分類されます。
ワンポイントアドバイス
経費を扱うときは「この費用はどうやって金額をつかむのか」を考えてみましょう。支払額で分かるのか、メーターで測るのか、年額を月で割るのか、で分類が決まります。把握方法に注目すると、減価償却費や保険料が月割経費だと自然に整理できます。
解説詳細
経費の把握方法による分類
経費は金額の把握方法によって、支払経費(外注加工賃・修繕費など支払額で把握)、月割経費(減価償却費・保険料・賃借料など年額を月割で把握)、測定経費(電力料・ガス代・水道料などメーター測定で把握)、発生経費(棚卸減耗費など実際の発生額で把握)に分けられます。減価償却費は年間の費用が確定し、毎月の支払いを伴わないため、年額を各月に割り当てる月割経費です。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの支払経費は外注加工賃のように実際の支払額で把握するもので、減価償却費は当てはまりません。Bの測定経費はメーターの測定値で把握する電力料などで、減価償却費とは性質が異なります。Dの発生経費は棚卸減耗費のように実際の発生額で把握するもので、これも減価償却費の把握方法ではありません。年額を月割にするCが正解です。