数字
資金繰り・運転資金問題集
Q.
設問18と同じ予測(翌々月末が−60万円になる見込み)のとき、資金ショートを回避するために最低限いくら調達(または支出削減)すれば足りるか。
ポイント
必要な調達額は、予測される不足額(マイナスの絶対値)です。残高をちょうどゼロ以上に戻せる最低額を見積もる、という考え方が核心です。支出総額や収入額など、別の大きな数字に引っぱられないよう、「足りない分はいくらか」だけを冷静に見ることが大切です。
ワンポイントアドバイス
不足が見えたら、不足額に余裕分を上乗せした調達枠を、不足が起きる月の数か月前に金融機関へ相談しておきましょう。残高ぎりぎりを狙うのではなく、安全在庫としての現金を手元に置いておくのが効果的です。ぎりぎりで動くより、余裕を持って早めに動くほうが交渉もしやすくなります。
解説詳細
正解はBの60万円です。翌々月末の不足額は−60万円なので、最低でも60万円を調達するか、あるいは支出を60万円削減すれば、残高はゼロ以上に戻り、ショートを回避できます。Aの360万円は翌々月の支出総額にすぎず、必要な調達額ではありません。Cの250万円は翌々月の収入であり、これも調達額ではありません。Dの110万円は根拠のない数値です。必要な調達額は、あくまで「予測される不足額の大きさ」に対応する、という点を押さえましょう。