数字
資金繰り・運転資金問題集
Q.
資金繰り表とキャッシュフロー計算書(CF計算書)の違いとして、最も適切なものはどれか。
ポイント
資金繰り表は将来・予測・内部資料、CF計算書は過去・実績・財務諸表です。両者は時間軸と位置づけがちょうど逆になっています。同じ「現金」を扱う表でも、これから先を見るのか、すでに起きたことを見るのかで役割が分かれる、と整理しておきましょう。
ワンポイントアドバイス
月次のCF計算書(実績)で実際に起きた現金の動きを確認し、その傾向を資金繰り表(予測)に織り込んでみましょう。実績と予測を往復させることで、先読みの精度が上がっていきます。過去を振り返りっぱなし、未来を予測しっぱなしにせず、両者をつなげるのが効果的です。
解説詳細
正解はBです。資金繰り表は、主に将来の現金の過不足を予測するための内部管理資料です。一方、キャッシュフロー計算書(CF計算書)は、過去(実績)の現金の増減を3つの区分で示す財務諸表です。両者は時間軸と位置づけが異なります。Aの「同じ書類」は誤りです。Cの「3区分の法定義務」はCF計算書の側の話であり、資金繰り表に課されたものではありません。Dの「CF計算書は将来予測専用」も誤りで、CF計算書はあくまで過去の実績を示すものです。