数字
資金繰り・運転資金問題集
Q.
資金繰り表と損益計算書(PL)の違いとして、最も適切なものはどれか。
ポイント
資金繰り表は現金主義(入出金の時点)、PLは発生主義(取引が発生した時点)で作られます。計上のタイミングがそもそも違うため、利益と資金は一致しません。「黒字なのにお金がない」の正体は、この計上時点のズレにある、と覚えておきましょう。
ワンポイントアドバイス
「PLは黒字なのに、なぜか資金が苦しい」というときは、掛け売上の回収が翌月以降にずれていないかを、資金繰り表で確認してみましょう。計上時点の違いが、ズレの正体になっていることが多いものです。利益と現金を別々に追いかける習慣をつけるのが効果的です。
解説詳細
正解はCです。資金繰り表は、実際の入出金が起きた時点(現金主義)で現金の過不足を捉えます。一方、損益計算書(PL)は、取引が発生した時点(発生主義)で損益を捉えます。両者は計上するタイミングが違うため、金額は一致しません。Aの「同じ金額になる」は誤りです。Bの提出義務の関係は実際とは逆で、PLこそが正式な財務諸表です。Dの作成頻度の決まりも事実に反します。たとえば掛け売上は、PLでは販売時点で即計上されますが、資金繰り表では実際に回収した月に計上されます。