数字
資金繰り・運転資金問題集
Q.
「資金繰り表」を作成する主な目的として、最も適切なものはどれか。
ポイント
資金繰り表の目的は、「将来の現金の過不足を先に見ること」です。過去の実績を集計する書類ではなく、これから先の予測が主眼である、という点が核心です。未来のいつ、現金が薄くなりそうかを、前もって知るための道具だと考えましょう。
ワンポイントアドバイス
向こう3〜6か月分の資金繰り表を、毎月ローリング(更新しながら先送り)で作ってみましょう。残高が薄くなる月を2か月以上前に見つけられれば、調達や支出調整といった打ち手の選択肢が増えます。先を見れば見るほど、打てる手の数も増える、と覚えておいてください。
解説詳細
正解はDです。資金繰り表は、将来の収入と支出を予定して、各月末の現金残高(過不足)を事前に把握するための管理表です。これから先のお金の動きを先読みすることが、その主な目的です。Aの「法定の財務諸表」とは異なり、資金繰り表は社内の管理に使う表です。Bの損益計算や納税額の確定は損益計算書や申告の役割であり、Cの労働時間の集計は資金繰り表とは無関係です。過去を集計する書類ではなく、未来を予測する表だ、という点を取り違えないようにしましょう。