Q.
トップが大枠を示し現場が具体を積み上げる「折衷(参加型)予算」の利点として最も適切なものはどれか。
ポイント
折衷型は「大枠は上が示し、具体は現場が積む」方式です。トップダウンの弱点(納得感の低さ)とボトムアップの弱点(全社整合の取りにくさ)を、互いに補い合うことを狙った進め方だと理解しておきましょう。
ワンポイントアドバイス
予算編成の一番はじめに、売上目標や利益率といった全社の大枠をきちんと共有してから、各部に積み上げを依頼してみましょう。最初に方向をそろえておくと、あとで全社と整合させるための後戻りの調整がぐっと減ります。
解説詳細
正解はDです。折衷(参加型)予算は、トップがガイドラインとなる大枠を示し、その範囲で現場が具体を積み上げる方式です。そのため、全社方針との整合性と、現場の納得感(受容性)のバランスを取りやすいという利点があります。Aのトップだけで決める方式はトップダウン、Bの現場だけで決める方式はボトムアップであり、折衷型ではありません。Cの根拠が不要になるという点は、どの編成方式でも成り立たない誤りです。