コミュニケーション
傾聴・アサーション問題集
Q.
次の会話のうち、傾聴の行動(受け止め・要約・反映)が最もよく表れているものはどれか。
ポイント
傾聴は、「事実の要約+感情の反映+確認」の3つがそろって初めて成立します。共感の言葉を口にしても、そのまま自分語りに移ってしまっては傾聴とは言えません。言葉だけの共感と、要約・反映・確認のそろった関わりを見分けることが核心です。
ワンポイントアドバイス
相手の話を返すときは、「事実(何が起きたか)+気持ち(どう感じたか)+確認(合っていますか)」の3点を入れる癖をつけてみましょう。この型を意識するだけで、ただの相づちが、相手に届く受け止めへと変わります。まずは一文でこの3点を盛り込む練習が効果的です。
解説詳細
正解はCです。Cは、相手の状況を「何件も抱えて優先順位が決められない」と要約しつつ、「焦っている」という感情にも触れ、さらに「という感じ?」と確認しています。要約・反映・確認の3つがそろっており、傾聴の核心を満たしています。Aは「やり方が非効率」という評価と「直そう」という指示であり、受け止めにはなっていません。Bは共感の言葉で入りながら、すぐに「私はね…」と自分語りへ移っています。Dは「手を動かしたほうが早い」という助言で相手を退けており、いずれも相手を受け止める関わりにはなっていません。