コミュニケーション
傾聴・アサーション問題集
Q.
傾聴における「反映(感情への共感的応答)」の例として最も適切なものはどれか。
ポイント
反映では、起きた事実だけでなく、相手の「気持ち」を言語化して返します。感情を言葉にして返されると、相手には「受け止めてもらえた」という感覚が生まれます。事実の確認だけで終わらせず、気持ちに一度触れる、という点が核心です。
ワンポイントアドバイス
相手が困りごとを話してくれたときは、すぐに解決策へ進む前に、「それは〜だったんですね」と感情をいったん言葉にして返してみましょう。この一言があるだけで、相手は安心して続きを話しやすくなります。解決の前に共感を一つ置く、という順番を意識してみてください。
解説詳細
正解はDです。反映とは、相手の感情を「〜と感じているんですね」と言葉にして返す応答のことです。Dは「振り回されてつらかったんですね」と、相手の気持ちそのものに触れており、反映の例にあたります。Aは「数字で教えて」という事実確認であり、感情には触れていません。Bは「誰の責任なの」という原因追及で、相手の気持ちを受け止める応答ではありません。Cは「気持ちは分かる」と言いつつ、すぐに「割り切らないと」と割り切りを促しており、共感を続けているとは言えません。