コミュニケーション
傾聴・アサーション問題集
Q.
同僚の問題行動を指摘するとき、アサーティブな伝え方はどれか。
ポイント
指摘の対象は「人」ではなく「行動」です。事実と要望で伝え、性格や動機を断定しないことが核心です。つい「だらしない」「やる気がない」と内面を決めつけたくなりますが、それは相手を身構えさせるだけだ、という点を押さえておきましょう。
ワンポイントアドバイス
指摘する前に、「これは実際に観察できた行動なのか、それとも自分の解釈なのか」を分けて考えてみましょう。そのうえで、観察できた行動だけを言葉にするのが効果的です。「遅れた」は行動、「ルーズ」は解釈、というように切り分ける癖をつけてみてください。
解説詳細
正解はAです。アサーティブな指摘では、人格や性格ではなく、変えられる具体的な行動を、事実をもとに伝えます。Aは「2回続けて遅れた」という事実と、「定刻に来てほしい」という要望で構成されており、行動に焦点を当てています。Bは「ルーズな性格」と性格を、Cは「やる気がない」と動機を、Dは「自分勝手」と人柄を決めつけています。これらはいずれも、相手の内面や人格への決めつけであり、相手が防御に回りやすく、行動の改善にはつながりにくい伝え方です。