DISCOVER #05お金
給料は会社のどこから出ている?
給料は「売上」から直接ではなく、売上から仕入れなどを払ったあとの「粗利」から出ています。
約3分しくみの図解

QUESTION
Q会社の売上が100あったとして、その中から社員の給料はどのくらい、どの順番で出ているのでしょう?
HOW IT WORKS
売上 100
お客さんから受け取るお金
原価 60
商品の仕入れや材料にかかるお金
粗利 40
売上 − 原価。ここから会社を動かす
人件費 20
社員の給料など
その他の費用 12
家賃・広告・通信費など
営業利益 8
本業で最後に残る利益
売上100のうち、給料などの人件費に回るのは粗利40の中から。残った8が、将来への投資や備えの原資になる。
WHY
「会社は売上があるから給料を払える」と考えがちですが、もう少しだけ細かく見てみましょう。
1. 売上から、まず原価を払う
商品を売る会社なら、商品の仕入れ値や材料費がかかります。これが原価。売上100のうち60が原価なら、手元に残るのは40です。この40を**粗利(売上総利益)**と呼びます。
2. 粗利から、給料やその他の費用を払う
社員の給料、オフィスの家賃、広告費、パソコンや通信の費用。会社を動かすためのお金は、この粗利40の中から払います。例では人件費20、その他の費用12です。
3. 最後に残るのが営業利益
40 − 20 − 12 = 8。これが本業で残る営業利益です。営業利益は、新しい商品への投資や、売上が落ちたときの備えに使われます。
ここからわかること
- 給料は「売上」ではなく「粗利」の中から払われている
- 売上が同じでも、原価が上がると給料に回せる余地が小さくなる
- 一人ひとりの仕事は、売上を増やす・原価を下げる・ムダな費用を減らす、のどれかで粗利や利益につながっている
自分の仕事が「この図のどこに効いているか」を考えると、仕事の意味が少し見えやすくなります。
TODAY'S DISCOVERY
給料は売上から原価を引いた「粗利」の中から出ている。自分の仕事が粗利や利益のどこに効くかを考えてみる。
※ 数字は説明用の架空の例です。実際の割合は業種や会社によって大きく異なります。