Q.
「あなたが利用したことのあるサービスを、当てはまるものすべてお選びください」という質問形式を何と呼ぶか。
解説まとめ
正解はDです。複数回答(マルチアンサー)とは、用意した選択肢の中から当てはまるものを「いくつでも」選んでよい回答形式です。1つだけ選ぶ単一回答と対になります。利用経験や所有物など、複数該当しうる事柄を尋ねるときに使います。集計では選択肢ごとの選ばれた割合を見ます。
ポイント
この設問の核心は「複数該当しうるかどうかで回答形式を選ぶ」という考え方です。1人につき1つに絞れる事柄なら単一回答、複数当てはまりうる事柄なら複数回答が適します。問いの性質と回答形式を合わせることが大切です。
ワンポイントアドバイス
選択肢を作るときは、「この質問は1つに絞れるのか、複数あり得るのか」を先に判断してみましょう。複数あり得るのに単一回答にすると、回答者が無理に1つに絞って実態がゆがみます。形式を問いに合わせるだけで、データの正確さが上がります。
解説詳細
複数回答(マルチアンサー)が向く場面
複数回答は、1人の回答者に複数の選択肢が同時に当てはまる場面で使います。たとえば「利用したことのあるサービス」「持っている資格」などは、人によって0個から複数個までありえます。こうした事柄を単一回答にすると実態を取りこぼすため、複数選択を許す形式が適しています。集計では、各選択肢を選んだ人の割合(回答者ベース)を見るのが基本です。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの単一回答は1つだけ選ぶ形式で、「すべてお選びください」という指示と矛盾します。Bの自由記述は文章で答える形式で、選択肢から選ぶ形式ではありません。Cのマトリクス設問は複数の項目を同じ尺度でまとめて評価させる表形式の設問で、「当てはまるものすべて」を選ばせる形式とは異なります。指示に合致するのはDの複数回答です。