Q.
「そう思う/どちらかといえばそう思う/どちらともいえない/どちらかといえばそう思わない/そう思わない」のように、賛否や程度を段階で答えてもらう尺度を一般に何と呼ぶか。
解説まとめ
正解はCです。リッカート尺度とは、ある意見への賛同度や満足度などの「程度」を、複数の段階に分けて答えてもらう尺度です。多くは5段階や7段階で、両端に「そう思う」「そう思わない」を置き、中央に「どちらともいえない」を置きます。態度や意識を数値化して比較・平均しやすくするための代表的な方法です。設問文の選択肢が段階になっているのが特徴です。
ポイント
この設問の核心は「程度を段階で測る尺度=リッカート尺度」という対応です。賛否や満足度のように強さ・程度に幅があるものを測るのに向いています。選択肢が一方向に強さの順で並んでいる点が、名義的な分類との違いです。
ワンポイントアドバイス
満足度や賛同度を聞くときは、思いつきの選択肢を並べる前に「5段階のリッカート尺度にできないか」を検討してみましょう。段階をそろえると、回答の平均や分布を取りやすくなります。両端の表現を対称にすると、より公平な設問になります。
解説詳細
リッカート尺度の特徴
リッカート尺度は、肯定から否定までを順序立てた段階で示し、回答者に程度を選んでもらう尺度です。段階が順序を持つため、「より満足している/より不満である」という大小関係を扱えます。多くの場合、両端の表現を対称にし、中央に中立の選択肢を置くことで、偏りのない回答を引き出します。満足度調査や意識調査で広く使われます。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの自由記述は文章で自由に答えてもらう形式で、段階で測る尺度ではありません。Bの名義尺度は「血液型」「居住地」のように分類するだけで順序を持たない尺度であり、程度を段階で測るものではありません。Dの単一回答は「選択肢から1つだけ選ぶ」という回答方式の名前で、尺度の種類を指す言葉ではありません。程度を段階で測る尺度を指すのはCのリッカート尺度です。