Q.
メンバーの「発言しやすさ」を高めるうえで、リーダーの応答として最も効果的なものはどれか。
解説まとめ
正解は C です。発言しやすさは、リーダーが発言にどう反応するかで大きく変わります。質問・異論・悪い報告に対して、まず関心や感謝を示してから中身を検討すると、メンバーは「言っても大丈夫だ」と学習します。逆に否定や無視が続くと、次から発言が減ります。リーダーの応答が発言量を左右します。
ポイント
核心は「発言への第一反応」が次の発言を決めるという点です。論破(A)や黙殺(B)は、発言を罰として学習させてしまいます。発言量の多い人に合わせ少ない人を放置する(D)と、声の偏りが固定します。歓迎の応答で発言の心理的コストを下げられるかが鍵です。
ワンポイントアドバイス
誰かが質問や反論をしたら、内容の是非を判断する前に「指摘してくれてありがとう」と一言添えてみましょう。たとえ的外れでも、まず受け止めてから一緒に検討する姿勢を見せると、周囲も発言しやすくなります。第一反応を「歓迎」に固定するのが効果的です。
解説詳細
リーダーの応答が発言量を決める
メンバーは、過去に発言したときリーダーがどう反応したかを手がかりに、次に発言するかどうかを判断します。質問・異論・悪い知らせに対して、関心を示し、共有してくれたことに感謝してから内容を検討すると、「ここでは発言が歓迎される」という学習が積み重なります。これが発言しやすさ、ひいては心理的安全性を底上げします。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの「その場で論破する」は、反対意見を出すと負かされると学習させ、異論を封じます。Bの「的外れな発言を静かに流す」は、無視という罰になり、発言意欲をそぎます。Dの「発言の多い人を基準にし、少ない人には求めない」は、声の偏りを放置し、多様な視点を取りこぼします。まず歓迎を示すCが発言しやすさを高めます。