Q.
健康保険料・厚生年金保険料の被保険者(労働者)と事業主の負担割合について、原則として正しいものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。健康保険料と厚生年金保険料は、原則として被保険者(労働者)と事業主が半分ずつ負担します。これを労使折半といいます。給与から控除されるのは労働者負担分であり、事業主は同額を別途負担して納付します。
ポイント
健保・厚年は「労使折半」が原則です。給与明細に出てくる控除額は折半したうちの労働者負担分だけで、会社も同じくらいの額を負担しています。全額労働者負担でも全額事業主負担でもない点が要点です。
ワンポイントアドバイス
社員に保険料を説明するときは「明細に出ているのはあなたの負担分で、会社も同じくらい払っています」と伝えると納得を得やすくなります。会社全体の社会保険コストを把握したいときは、控除額の倍がおおよその総額になると覚えておくと見積りに役立ちます。
解説詳細
労使折半の原則
健康保険料・厚生年金保険料は、原則として被保険者である労働者と事業主が半分ずつ負担します。給与から控除されるのは労働者の負担分で、事業主は同額を負担し、両者を合わせて納付します。労働者から見ると、保険料の実質的な半分を会社が負担している形になります。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「全額を労働者が負担」は、事業主負担分を無視しており誤りです。Bの「全額を事業主が負担」は労災保険にあてはまる考え方で、健保・厚年には当てはまりません。Cの「3分の2と3分の1」という割合は健保・厚年の折半原則とは異なります。半分ずつのDが正解です。