Q.
月初在庫が200万円、月末在庫が300万円、当月の売上原価が1,000万円のとき、当月の在庫回転率(平均在庫高を用いる)は何回か。
解説まとめ
正解はCです。平均在庫高は「(月初在庫 + 月末在庫) ÷ 2」で求めるため、(200 + 300) ÷ 2 = 250万円です。在庫回転率は「売上原価 ÷ 平均在庫高」なので、1,000 ÷ 250 = 4.0回となります。まず平均在庫高を出し、それで売上原価を割る、という二段階の計算がポイントです。
ポイント
この設問のつまずきどころは、分母に月初や月末の在庫を「そのまま」使ってしまうことです。正しくは月初と月末の平均(250万円)を使います。平均を取らずに月初200で割れば5回、月末300で割れば約3.3回となり、いずれも誤った値です。
ワンポイントアドバイス
回転率を出すときは、まず分母の平均在庫高を別に計算してメモしてから割り算に進みましょう。月初と月末を足して2で割る、という一手間を飛ばさないことが正確さの鍵です。期間が長い場合は複数時点の平均を使うと、より実態に近い値になります。
解説詳細
なぜCが正解か
在庫回転率は売上原価を平均在庫高で割って求めます。平均在庫高は (月初200 + 月末300) ÷ 2 = 250万円です。これを使うと 1,000 ÷ 250 = 4.0回となり、Cが正解です。平均在庫高を正しく出すことが計算の前提になります。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの5.0回は、平均を取らず月初在庫200万円で割った誤りです。Bの3.3回は、月末在庫300万円で割った誤りです。Dの2.0回は、分母を500万円(月初と月末の合計)にしてしまうなど平均を取り違えた値です。正しくは平均250万円で割った4.0回です。