Q.
「在庫回転率(回数)」を年間で求める一般的な計算式として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はCです。在庫回転率は「年間の売上原価(または売上高)÷ 平均在庫高」で求めます。1年間に在庫が何回入れ替わったかを表す指標で、数値が大きいほど在庫が効率よく売れて入れ替わっていることを意味します。分子に1年分の流れ、分母に在庫の残高を置くのがポイントです。
ポイント
在庫回転率は「フロー(1年間に流れた量)÷ ストック(在庫残高)」の形です。分子と分母を逆にすると意味が反転してしまうため、どちらが上かを必ず確認しましょう。分子は売上原価で揃えるのが原価ベースで、より正確とされます。
ワンポイントアドバイス
自社の決算書から年間売上原価と平均在庫高を拾い、回転率を計算してみましょう。前年や同業他社と比べると、在庫効率の良し悪しが一目で分かります。商品グループ別に出せば、どこに過剰在庫が眠っているかも見えてきます。
解説詳細
なぜCが正解か
在庫回転率は、1年間に在庫が何回入れ替わったかを示します。1年間に流れた金額(売上原価または売上高)を、その期間に平均して保有していた在庫高で割ることで回数が出ます。分子にフロー、分母にストックを置くCが正解です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aは分子分母の対象も形も誤りです。Bは正しい式の分子と分母を逆にしており、これでは回転率ではなく在庫の比率に近い別の数値になってしまいます。Dは割り算ではなく掛け算にしている点が誤りで、掛けても回数という意味は出てきません。割る向きと演算の種類の両方を正しく押さえる必要があります。