Q.
1日の平均出荷量が20個、調達リードタイムが5日のとき、安全在庫を考えない場合の「発注点(この在庫数になったら発注する水準)」は何個か。
解説まとめ
正解はBです。安全在庫を考えない発注点は「1日の平均出荷量 × リードタイム」で求めます。本問では 20個 × 5日 = 100個です。これは、発注してから入荷するまでの5日間に出ていく量にあたります。在庫が100個まで減った時点で発注すれば、入荷の頃にちょうど在庫を使い切る計算になります。
ポイント
発注点は「リードタイム中に消費する量」が基準です。安全在庫を加える場合は、この100個にさらに安全在庫を足します。掛け算する2つの数(1日量とリードタイム日数)を取り違えないこと、足し算ではなく掛け算であることがつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
主力商品について「1日平均出荷量×リードタイム」を一度電卓で計算し、現状の発注タイミングと比べてみましょう。発注点より早すぎれば在庫過多、遅すぎれば欠品リスクです。この一手間で、発注のタイミングが感覚から数字に変わります。
解説詳細
なぜBが正解か
発注点の基本式は「1日あたりの平均使用量 × 調達リードタイム」です。リードタイムの間も在庫は消費されるため、その消費見込み量を切るタイミングで発注すれば、入荷時に在庫がほぼ底をつく形で間に合います。20個 × 5日 = 100個となり、Bが正解です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの25個は 20+5 と足し算した誤りで、本来は掛け算です。Cの4個は 20÷5 と割り算した誤りです。Dの125個は 25×5 や 100+25 のように余計な数を加えた計算で、正しい式 20×5 とは一致しません。発注点は掛け算で求める、という基本を外すとこれらの誤答に引っかかります。