Q.
貸借対照表で常に成り立つ等式として正しいものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。貸借一致の原則により、「資産 = 負債 + 純資産」という等式が常に成り立ちます。左側の資産合計と、右側の負債+純資産の合計は必ず一致します。これを変形すると「純資産 = 資産 − 負債」となります。足し引きの位置を誤った式は左右が一致しません。
ポイント
BSの土台は「資産=負債+純資産」という一本の等式です。資産という財産は、必ず負債(他人資本)か純資産(自己資本)のどちらかで賄われているため、左右が一致します。この式さえ押さえれば、純資産=資産−負債という関係もすぐ導けます。
ワンポイントアドバイス
BSを見たら、まず資産の合計と、負債+純資産の合計が同じ金額になっているかを確かめてみましょう。一致を確認する習慣が、表全体の構造を体で覚える助けになります。式を覚えるときは「左=右」と声に出して整理するのが効果的です。
解説詳細
なぜ左右が必ず一致するのか
会社が保有する資産は、その全額がどこかから調達されたお金で成り立っています。調達源は、返済が必要な負債(他人資本)か、返済不要の純資産(自己資本)のいずれかです。資産はこの二つの合計で過不足なく賄われるため、「資産=負債+純資産」が常に成立します。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの「資産=負債−純資産」は引き算にしており、等式が崩れます。Cの「資産+負債=純資産」やDの「純資産=資産+負債」も、足す位置を誤っているため左右が一致しません。正しい関係は「資産=負債+純資産」、その変形が「純資産=資産−負債」である点を押さえます。