Q.
作業の進捗を正しく把握するための原則として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。進捗は「どれだけ時間が経ったか」ではなく「どれだけ作業を完了させたか(出来高)」で測るのが原則です。期間が半分過ぎても作業が3割しか終わっていなければ進捗は3割です。時間ではなく成果で測る、という基本を押さえましょう。
ポイント
核心は「進捗=出来高(完了量)」で、期間消化率や投入工数とは別物だという点です。期間が経っても、コストをかけても、成果物が完成していなければ進んだとは言えません。主観の%も基準が揺れるため、完了基準で測る考え方が分かれ目になります。
ワンポイントアドバイス
進捗を聞くときは「あと何日?」ではなく「成果物のどこまでが完了した?」と尋ねてみましょう。完了の定義(例:レビュー済み)を先に決めておくと、出来高がぶれません。期間や工数ではなく、完了した量で進捗を語る習慣をつけると、遅れの早期発見につながります。
解説詳細
進捗は出来高で測る
進捗管理の原則は、経過した時間や投入した労力ではなく、実際に完了した作業量(出来高)で進み具合を測ることです。たとえ予定期間の半分が過ぎていても、成果物が3割しか仕上がっていなければ、進捗は3割と評価します。時間やコストの消費は「進んだこと」を必ずしも意味しないからです。この出来高ベースの考え方は、後で学ぶ EVM(出来高管理)の土台にもなります。
ほかの選択肢が誤りである理由
B の期間消化率は、時間が経っただけで進んだとみなしてしまうため、遅れを見逃す原因になります。C の投入工数は、頑張って工数を使っても成果が出ていなければ進捗とは言えず、過大評価につながります。D の主観的な感覚は基準が人によってぶれ、報告のたびに数字が動いてしまいます。完了した作業量で測るという原則に合うのは A だけです。